大学を中退した人、大学中退を考える人へ
大学中退にメリット
があるとすれば何か?
について、大学中退経験者の私がお答えいたします。
どうも、陽翔(ヨーショウ)です。
はっきり言います。
大学中退にメリットなどありません。

しかし、中退という状況を正しく把握しそして努力することで、大学中退という逆境をメリットに変えて人生逆転することが可能です。
大学中退の唯一のメリットは「転職を前提としたキャリア設計にせざるを得ないこと」です。
この記事はこの点を深堀りしてお届けします。
大学中退した人、大学中退を考える人にとって有益な情報をとなっております。
是非、最後までご覧ください。
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大学中退にメリットはあるのか?経験者から1つだけ伝えたい事がある
重要なので繰り返しますが、大学中退してすぐに転がっているメリットなどありません。
これが現実です。
大学中退を考える人はそのデメリットをしっかり認識してください。(大学中退のデメリットが人生に及ぼす影響【解決方法はたった1つ】にて詳しく解説)
しかし、考え方を変えて努力することで、大学中退という逆境をメリットに変えることが可能だと考えます。
大学中退の唯一のメリットは「転職を前提としたキャリア設計にせざるを得ないこと」です。
努力する前提が付きます。
そして、時代の流れもあり、大学中退という逆境を前向きに考えられるひと限定の話です。
根拠は私です。
私はエンジニアとして転職を前提としたキャリア設計をしてきました。その結果、サラリーマンとしてそこそこ成功することができました。
深堀りします。
転職を前提としたキャリア設計【時代が追いついてきた】
大企業も終身雇用が守られない時代が来ました。
こちらは今年2019年5月13日のトヨタ自動車の豊田社長の発言です。
トヨタ自動車の豊田章男社長の終身雇用に関する発言が話題を呼んでいる。13日の日本自動車工業会の会長会見で「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と述べた。
終身雇用の崩壊がいよいよ本格的になり日本を代表する大企業トヨタが保障できないと言っています。
つまり、サラリーマン全員が考え方を変えなくてはいけない状況になってきたということです。
実は終身雇用の崩壊は、大学中退者にとって時代はチャンスです。
なぜか?
先日このようなツイートをしました。
終身雇用と年功序列が崩れた今、もはや大卒だろうが大学中退だろうが、転職を前提としたキャリア設計がMUST。
社内価値をいくらあげても、市場価値が上がっていなければ、外では戦えない。
会社はお金をもらいながら市場価値を高める場と考える。会社に利用される必要は全くない。#大学中退#転職
— 陽翔@エンジニアになって人生逆転 (@engineer_yosho) August 15, 2019
つまり
終身雇用が崩壊
↓
トヨタであっても定年まで守ってくれない
↓
キャリアの途中で転職を考慮しなくてはならない
↓
転職を前提としたキャリア設計が必要
↓
そもそも転職を前提としたキャリア設計をせざるを得ない大学中退者は有利
という時代になったんです。
大学中退者は転職のリスクが低い
そもそも、大学中退者と大卒者のキャリア設計は違います。
大学中退者のキャリア設計
大学中退者は新卒の就職スキームを使う権利はないので、転職スキームで戦う必要があります。
そして、中退後の最初の就職で思うような企業に入ることはなかなか難しいので、転職で成り上がってくことになるはずです。


20年前に大学中退をした身とすると、いよいよ時代が我々に追いついてきたな、と。(かなり前向きに考えていますよw)
転職には少なからずリスクがあります。しかし、言葉を選ばずに言いますが、大学中退者は一旦、地の底まで落ちているのでそれ以上悪くなる可能性が低いです。
つまり大学中退者は転職のリスクが低いともいえます。
大卒者のキャリア設計
大卒者がそれなりの大企業に新卒入社する場合、入社時に転職することを考えてはいないと思います。
また、大企業勤務の人が転職で失敗した場合のダメージは割りと大きいのではないかと思います。
- 中学・高校くらいから勉強して積み上げてきた学歴
- その結果として手に入れたそれなりの企業の職歴
トータルで10数年に及ぶ努力の結果手に入れたものが崩れ去る可能性があるわけです。なかなか心理的ハードルは高いかもですね。
しかし、今後は大企業もどうなるか分からない時代へ入り、1つの企業に依存することはリスクと考える必要があります。
つまり、大企業勤務であっても場合によっては転職も視野に入れる必要があるわけなのですが、先ほどのような心理が働きなかなかすぐには変わらないでしょう。
キャリア設計のおすすめ本
ここでおすすめの本を1冊紹介いたします。
転職メディア「転職アンテナ」のmotoさん(@moto_recruit)の著書「転職と副業のかけ算」です。
私もAmazonで予約して読みましたが、これからの時代の転職を前提としたキャリア設計をするにあたり必読の1冊です。
まとめ:大学中退の唯一のメリット:転職を前提としたキャリア設計をせざるを得ない事
記事の内容を簡単にまとめます。
われわれ大学中退者は、大学中退時に「大企業で生涯安泰」という権利をほぼ放棄しました。
転職市場で戦い這い上がっていく為に、転職を前提としたキャリア設計をせざるを得ないわけです。
一方、大卒でそれなりの大企業に入社した場合、基本は大企業で生涯安泰のつもりでだったはずです。
今年、大企業も終身雇用崩壊と宣言されたわけですが、それでも自分は大丈夫だろう、という考え方になりがちで、なかなか転職を前提としたキャリア設計にはならないと思います。
強制力が働く時点で、中退者の方が有利だと考えています。
しかし、本当にキャリア設計を行い、それに向かって努力していくかは、あなた次第です。


因みに、私はエンジニアとして転職を前提としたキャリア設計をしてきました。
こちらの記事がヒントになると思います。是非、読んでみてください。
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最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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