初めて転職するエンジニアの方へ
初めての転職活動って不安ですよね。
転職活動において絶対やってはいけない事を3つお伝えします。
これをやってしまうと転職に失敗する可能性大です。
どうも、陽翔(@engineer_yosho)です。
エンジニア歴20年の中で4回の転職を経験しています。
4回の転職は全て順風満帆だったのではなく、成功も失敗も経験しています。
しかし、結論として私は転職で人生がよくなりました。
現在は外資系ITベンダーでプロマネをしており、年収は1100万程です。
すいません、冒頭から不安をあおるような事を言いました。しかし、転職に失敗したくないのであれば、本記事は是非読んでいただきたいです。
知っていると避けられるのですが、知らないとやってしまいがちです。
転職で失敗して後悔しない為に絶対にやってはいけない事を3つはこちらです。
- いきなり会社を辞める
- 仕事で関係する人に会社を辞める事を言う・相談する
- 急に仕事がいい加減になる・態度を変える
それぞれについて深堀りします。
本記事の内容
5分程で読み終えられる内容です。
是非、最後までお付き合いください。
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転職活動でこれやると失敗するよ【後悔しない為の絶対禁止3点】
転職活動で絶対にやってはいけない事を3つ言います。
- いきなり会社を辞める
- 仕事で関係する人に会社を辞める事を言う・相談する
- 急に仕事がいい加減になる・態度を変える
転職にはそもそもコントロールしようのないリスクがあります。ですので、コントロールできるリスクについては極力排除してください。
1つずつ解説します。
いきなり会社を辞める
これは本当に絶対に禁止です。ほぼ間違いなく転職に失敗します。
「よし!転職しよう」と決断すると、現職に対しての興味や情熱が圧倒的に下がるのは良く分かります。しかし、転職先が決まるまでは絶対に辞めないでください。理由は2つあります。
金銭的・精神的に追い込まれるリスクあり
転職活動を始めてから新しい会社での初日を迎えるまでに、短くても3ヶ月くらいは見ておいた方が良いです。短くても、です。次がなかなか見つからずもっと時間が掛かる事も普通にあり得ます。
なかなか書類審査や面接に受からずに、貯金だけが減っていく状況の中で、後悔しない転職を成し遂げるのは至難の業です。
そんな状況下、ある企業で書類審査をパスしてなんだかんだで内定が出たら、本当にその企業に行くべきかどうか正しいジャッジができる自信は私にはありません。
空白期間は作らないほうが良い
何とか次が見つかったとしても、数ヶ月の空白期間ができてしまう事になります。これはあまり良くありません。衝動的に会社を辞めてしまう人なのかな、という風に見えてしまい、今後の転職での書類審査で不利に働く可能性が出てきてしまいます。
ただし、ブラック企業でメンタルがやられる可能性がある場合は、即辞めるで正解です。絶対に避けるべき事は、メンタルがやられて働けなる事です。【転職失敗】入社したらブラックだった。辞めたい・・どうすべきか?も必ずチェックしてください。
仕事で関係する人に会社を辞める事を言う・相談する
お世話になった上司や先輩に相談してしまう人がいますが、まぁ、止められるはずです。それはそうです。
もし本気で転職をしたいのであれば、相談などは絶対に避けてください。その後の転職活動が非常にやりにくくなってしまいます。上司や先輩の引きとめを無視し続けて転職活動を進めて行くのは、なかなかハードだと思います。
もし、周りに転職する事を相談している人がいた場合、それは本気で転職するつもりがない人かもしれませんよ。転職をほのめかす事で、給与面などの条件を交渉する人もいるので、目的が”転職する”なのであれば、絶対に言わないほうが良いです。
急に仕事がいい加減になる・態度を変える
止めた方がいい理由は2つあります。
100%転職できるとは限らないから
もし、何らかの理由でそのタイミングは転職を見送った場合、現職で仕事を続ける事に支障が出るからです。転職活動を始めたからといって、100%転職できるとは限りませんので認識しておいた方がいいです。
どんな会社も円満退職をした方が良いから
そして、IT業界って広いようで狭いです。あなたが迷惑をかけた人が、いつの間にかあなたの利害関係者になっているという事もありますので、出来る限り悪い評判が立つ事は避けた方が良いです。
例えば、あなたの知らないところで、過去働いていた企業にリファレンスが取られている事は良くあります。
実際にあった話です。私が面接を受けたある会社の面接官の人が、私の会社の役員と知り合いでした。その面接官の人は私の働きぶりなどを聞きたくて、当然その役員に連絡を取るわけです。非公式なリファレンスですね。もし、ここで面接官に悪い印象を持たれたら面接の合否に直結してしまいます。
どんな会社も円満退職をした方が良いです。なんか急に仕事がいい加減になったと思っていたら、そのうち会社を辞めます。ってかなり印象が悪いです。
円満退職に向けて【ポイントは3つ】
転職先が確定したらいよいよ円満退職に向けてです。最後まで気を抜かずに行きましょう。
IT業界は狭いです。繰り返しですが、悪い印象やうわさは残さないように細心の注意を払いましょう。
ポイントは3つです。
- 退職する意思を伝える【仁義を通す】
- 挨拶まわり【社外の人との関係が大切】
- 後任への引継ぎ【立つ鳥跡を濁さず】
退職する意思を伝える【仁義を通す】
転職先が確定したら、真っ先にやる事は退職する意思を伝える事です。
気にして欲しいのは、この2点だけです。
- 誰にどの順番で伝えるか
- どのように伝えるか
最後の最後にお互い嫌な思いはしたくないというのが私のスタンスです。
基本的なマナーは、まず人事権をもつ所属長へ退職届けを提出する、です。そして、所属長が退職届けを受領したら所属長から部員へと情報が共有されます。これが普通です。
でも、私の考えは「あなたが辞める事で事実上一番迷惑を受ける人」にはあなたから直接伝えるべきだと思います。それも早い段階で。私の中ではここはしっかり仁義を通すべきと思っています。
そしてどう伝えるか。
所属長とあなたの関係にもよりますが、所属長には必ずしも本心を伝える必要は無いです。しかし、先ほどのあなたが辞める事で一番迷惑を受ける人や一部の同僚には、本心を話すべきだと思います。ここも仁義を通すべきと考えています。
挨拶まわり【社外の人との関係が大切】
仕事で接点があった人には一通り挨拶まわりはしておきたいです。本心でお世話になったと思っているかどうかはさておき、お世話になりました、の一言を伝えるだけで良いです。社歴が長いと挨拶まわりの対象も増えると思うので計画的に進めてください。
実はココで大事にしたいのは社外の人々との関係。具体的にはお客さんや協力会社の人々などです。退職後も関わる可能性がありますので、その意味も十分に含めてしっかりと挨拶まわりは済ませておきたいです。
因みに、お客さんへの挨拶は、直接の担当者さんを通じて、自分が関わった一番職位の高い人から挨拶した方が無難です。
転職先を聞かれた場合、私は普通に教えます。転職後も関わりがある可能性、もしくは関わったほうがあなたにメリットがあるケースもあるはずです。何となく言いたくないような気もしますが、結局はどこからは漏れ伝わりますのであなたの口から伝えた方がいいと思います。
後任への引継ぎ【立つ鳥跡を濁さず】
引継ぎがちゃんと出来ていたか、そうでないかって、意外に後々まで引っ張ります。そして、立つ鳥跡を濁しちゃっているケースが結構あります。
ある仕事の引継ぎがしっかりできてなかった事が原因でトラブルが発生すると、あなたの名前が連呼される事になりますよ。
「○○さんからの引継ぎ資料には書いてありませんでした」「○○さんは、その点については何も言ってなかったです」とか。
もう、辞めるから引継ぎを適当にやった、というレッテルが貼られます。もう、その会社で働く事はないのでしょうが、先ほどから言っている通り、悪いうわさは極力排除すべきです。
本来、引継ぎは後任の人が主体的にやるべきものです。当然、その仕事をその後やるのは後任の人だからです。
しかし、後任の人が新たに入社したばかりの人だったり、別の部署から異動になったばかりで、引き継がれる仕事の全貌が良く分かっていない場合に失敗しちゃっています。
だから、立つ鳥跡を濁ささない為に、あなたが超積極的に引き継ぎをリードするのが間違いないです。引き継ぐ内容を一番把握しているのはあなたですから。
因みに、退職の報告から最終出社日まで最低1ヶ月、できれば1ヶ月半くらいあると余裕を持って引継ぎができると思います。
まとめ:転職活動でこれやると失敗するよ【後悔しない為の絶対禁止3点】
本記事はこれで終わりとなります。本当に簡単にですがまとめます。
転職活動で絶対にやってはいけない事を3つ
コントロールできるリスクについては極力排除した方が良いです。
- いきなり会社を辞める
- 仕事で関係する人に会社を辞める事を言う・相談する
- 急に仕事がいい加減になる・態度を変える
円満退職に向けてポイント3つ
IT業界って広いようで狭いです。出来る限り悪い評判が立つ事は避けた方が良いです。
- 退職する意思を伝える【仁義を通す】
- 挨拶まわり【社外の人との関係が大切】
- 後任への引継ぎ【立つ鳥跡を濁さず】
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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