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【フリーランスエンジニア】メリットとデメリットを現役エンジニアが解説

2019年5月12日

フリーランス

 

どうも、陽翔(@engineer_yosho)です。

 

フリーランスエンジニアになりたいと思っている方は、そのメリットとデメリットについてググっていると思いますが、「報酬が良い」とか「仕事が不安定」とか、どこも同じような情報ばかりだと思いませんか?

 

この記事では、SI業界で20年の経験がある私から見た、世の中の情報よりも少し突っ込んだフリーランスエンジニアのメリット・デメリットについて話をします。

 

フリーランスエンジニアになろうと思っている人は必読の記事です。

 

是非、最後までお付き合い下さい。

 

まとめ記事

【フリーランスエンジニアを目指す方へ】発注者目線で語るググっても出てこない話

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【フリーランスエンジニア】メリットとデメリットを現役エンジニアが解説

 

一般的なメリット・デメリットも一応、書きます。ただし、詳細については省きます。

そして、SIのエンジニアという世界観で更に考えてみた場合のメリット・デメリットを赤字で書きます。

 

フリーランスエンジニアのメリット

  • ① 報酬が高い(普通に年収1,000万は越えられる)
  • ② 働き方の自由度がサラリーマンとは桁違い
  • ③ サラリーマン対比で人間関係系の悩みは減る
  • ④ 一生、技術力で勝負できる状況になりえる

 

「④ 一生、技術力で勝負できる状況になりえる」って?って人もいると思うので説明します。SIを生業にするITエンジニアは年次を重ねていくとこのように役割が変わっていきます。

 

プログラマー ⇒ システム・エンジニア ⇒ プロジェクト・リーダー ⇒ プロジェクト・マネージャー

 

そして、プロジェクト・リーダーあたりからは、技術力よりも管理能力や顧客折衝能力が求められるようになります。

 

技術力の先に管理能力や顧客折衝能力があるわけではないので、急にそういったスキルで価値を出していく必要に迫られ、大概のSIエンジニアはここで少なからず悩みます

 

業界トップレベルの技術力を持つほんの一握りのエンジニアだけが技術力で評価される特別なポジションを得られます。

 

陽翔
因みに「あいつは相当できる」という程度のスキルでは無理です。

 

何かのOSSコミッタであったりとか、本やWeb記事を執筆していたりとか、もしくはそれに順ずるようなレベルが必要です。

 

だから、ほとんどのSI界のエンジニアたちは、否応がなくプロジェクト・リーダーやプロジェクト・マネージャーへ押し流されて行きます。

 

しかし、プログラマーやSEとしてはそこそこ優秀だったとしても、管理能力や顧客折衝能力で芽が出ずに、微妙な感じで終わっていくエンジニアが多くいます。因みにこれはサラリーマンとしてSIベンダーに所属している場合の話です。

 

一方、フリーランスエンジニアとなれば、一生プログラマー、システムエンジニアという技術力で勝負する状況になりえます。

 

特に、20代、30代のうちは、そこそこのスキルがあれば、同年代のサラリーマンよりもずいぶん高い報酬で、技術系の仕事をし続ける事はたやすいです。ここにメリットを感じる技術系の人も多くいるはずです。

 

 

フリーランスエンジニアのデメリット

  • ① 仕事が無くなる可能性が常に付きまとう
  • ② 確定申告などの事務処理をやる必要がある
  • ③ ある程度の営業力は必要
  • ④ 社会的信用が低い
  • ⑤ プロジェクト・リーダー職、プロジェクト・マネージャー職、ライン・マネージャー職、など、開発以外の経験が積みにくい
  • ⑥ 40代、50代になってくると、大手企業の同年代よりも報酬が劣ってくるし、仕事も減ってくる。

 

⑤について補足します。

もし2、3年目の若手時代にフリーランスになった場合、プロジェクト・リーダー職、プロジェクト・マネージャー職を経験していないケースが殆どだと思います。

 

フリーランスになると、このようなポジションの経験はなかなか積みにくいです。

 

もちろん全く無いという事ではないんですが、どうしてもプロパーにやらせる事が多いポジションです。もし、フリーランスエンジニアにこのようなポジションについてもらう場合、当然経験者をアサインします。

 

30代半ばくらいまでサラリーマンとして過ごし、こういったポジションを経験した後にフリーランスになったような人であればチャンスはあります。

 

これはメリットの「④ 一生、技術力で勝負できる状況になりえる」の逆の事を言っています。

そういう事をしたくなくて、技術力だけで勝負したいフリーランスエンジニアの方にはデメリットではありませんが、SI業界のより上流を担当したいと思っている人にとっては、結構大きなデメリットです。

 

私が20代後半でサラリーマンになった理由の1つはこれでした。

技術力にはそこそこ自信がありましたが、チームを率いて大きな仕事をしたいと思っていたのですが、派遣社員やフリーランスという立場では無理があったので、一次請の仕事ができる受託開発(元請け企業)の正社員になりました。

 

⑥はフリーランスエンジニアの最大のデメリットだと思っています。

20代、30代のうちはフリーランスは正解と思うでしょうが、40代、50代になってくると実際かなり苦しい状況になると思います。フリーランスというと少し軽く聞こえる気がしますが、実際は個人経営者です。

 

だから、一生現役で自分で稼ぎ続けなくてはいけないのですが、20代、30代若いエンジニアは仕事に困る事はあまり無いと思います。

 

陽翔
だから、自分が不安定な個人経営者だと思う機会は少ないかもしれません。

 

しかし、40代、50代になってくると、仕事を切らさずに受注できるかという事がガチで死活問題となってくるわけです。因みに、同じようなスキル、報酬であれば20代、30代が採用されますよ。理由はいろいろあります。

 

だから、どこかでサラリーマンに再就職する事はかなり有効な手だと思っています。しかし、タイミングを間違えると命とりになります。この点については1本の記事にしているので、あわせて読んでみてください。

PC
フリーランスエンジニアのデメリット【再就職するならタイミングが命】

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【フリーランスエンジニアのメリットとデメリット】このような人にも向いている

女性エンジニア

 

本日は「SI業界の私から見たフリーランスエンジニアのメリット・デメリット」というテーマで話してきましたがいかがだったでしょうか?最後にどういう人がフリーランスエンジニアに向いているかを考えてみました。

 

  • サラリーマン以外で食っていこうと考えている人
  • いずれ結婚と出産をしたい女性エンジニア

 

サラリーマン以外で食っていこうと考えている人

サラリーマン以外で食っていこうと考えている人が、20代に若いうちにフリーランスエンジニアになるのはかなり有効だと思います。

 

まず、手に職がつくので最悪の事業に失敗した場合でも働き口はあります。そして、何よりも報酬が高く20代から1000万とかも可能なので、事業資金としていくらか稼ぐ事ができます。

 

例えば、10年で5000万を貯める事もやろうと思えばできると思います。

 

30代半ばでキャッシュで5000万があれば、投資で稼ぐ道がいくらでもありますね。大儲けできるような仕事ではありませんが、これくらいの事は可能なので、サラリーマン以外で食っていこうと考える人にはフリーランスエンジニアはかなりおすすめです。

 

いずれ結婚と出産をしたい女性エンジニア

また、いずれ結婚と出産をしたい女性エンジニアもフリーランスと親和性が高いです。

 

まず、結婚前の若いうちにかなり稼げます。いずれ結婚して出産をする時には、好きなだけ産休と育休を取れるわけです。

 

そして、再び仕事をする時も、何の問題もなくたやすく戻る事ができるし、子育てをしながら、例えば在宅で仕事をするとか、週3日でやるとか、フリーランスの働き方の自由度の恩恵を十分に受ければいいのです。

 

そして、既婚でパートナーが普通に稼いでいて、奥さんがフルで稼ぐ必要がない状況であれば、40代くらいのどこかで仕事を引退するかとか、単価を安くする事で50代以降でも仕事を取って続けるとか、色々やりようがあります。

 

結婚、出産で働き方を変えざるを得ない女性エンジニアにとって、フリーランスの自由度は非常に親和性が高いのです。

 

最後に:【フリーランスエンジニア】メリットとデメリットを現役エンジニアが解説

パソコン

 

私は20代で一度フリーランスエンジニアを経験しています。

 

本記事のデメリットでも書きましたが、マネジメント経験が一切無い状態でフリーランスエンジニアになったので、当然ながら仕事は設計やプログラミングでした。

 

自社開発企業と契約していたのですが、私が携われるのは1人か2人でやり切れる小さくて余り重要ではないシステムでした。

 

一方、企業の業務を支える基幹系システムは大手SIerに委託していました。その大所帯のチームの隣の島で私は細々とやっていた感じです。

 

当時の私とは年次が余り変わらないようなエンジニアがリーダー的にバリバリやっていて、到底私にはできないなと感じました。

 

フリーランスエンジニアは収入的には非常にメリットあると感じていたのですが、大規模システムやマネジメント経験を積まずに、今のまま30代、40代となったとしたら未来はあるのかと不安になりました。そして会社員へ就職するという道を選びました。

 

そのような経験があるので、本記事ではどちらかと言うとフリーランスエンジニアを少し悲観的なトーンで解説しています。

 

しかし、今考えてみればフリーランスエンジニアでもやりようは幾らでもあったと思います。もっと情報を取っていれば、違う選択をしていた可能性もあります。

 

フリーランスエンジニアはサラリーマンエンジニアよりも情報感度を高くして色々なソースから情報を取るべきです。

 

本ブログのフリーランスに関する記事は「一度はフリーランスの経験がある発注者からの目線」という世の中には余り無い角度からの情報となっているので、他のフリーランスに関する記事も是非ご覧下さい。

 

【フリーランスエンジニアを目指す方へ】発注者目線で語るググっても出てこない話

続きを見る

本記事の一番下にまとめ記事としてリンクを貼って置きます。

 

 

勿論、若くしてフリーランスエンジニアになり大活躍している人、ベテランになっても引く手数多で仕事に一切困ってない人はいます。

 

最後に本記事で解説したフリーランスエンジニアのメリットとデメリットを再掲いたします。

 

フリーランスエンジニアのメリット

  • ① 報酬が高い(普通に年収1,000万は越えられる)
  • ② 働き方の自由度がサラリーマンとは桁違い
  • ③ サラリーマン対比で人間関係系の悩みは減る
  • ④ 一生、技術力で勝負できる状況になりえる

 

フリーランスエンジニアのデメリット

  • ① 仕事が無くなる可能性が常に付きまとう
  • ② 確定申告などの事務処理をやる必要がある
  • ③ ある程度の営業力は必要
  • ④ 社会的信用が低い
  • ⑤ プロジェクト・リーダー職、プロジェクト・マネージャー職、ライン・マネージャー職、など、開発以外の経験が積みにくい
  • ⑥ 40代、50代になってくると、大手企業の同年代よりも報酬が劣ってくるし、仕事も減ってくる。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

 

まとめ記事

【フリーランスエンジニアを目指す方へ】発注者目線で語るググっても出てこない話

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